Also available in:
English
繁體中文
ไทย
한국어
Indonesia
パリの夜についてもっと知りたくて興味があるなら、2019年版、パリの夜ガイドをぜひチェックしてみて!パリといえば、ファッションの都、美味しいクロワッサン、ノートルダム大聖堂、そしてルーブル美術館を思い浮かべる方が多いのでは。実はこのフランスの首都には140以上もの劇場、コンサートホールなどの演劇施設があることをご存知でしたか?一週間を通じて毎晩、名の知れた劇団、ミュージカル、伝統的なキャバレーなどのショーが繰り広げられています。この光の街は時にはショーの街とも呼ばれているほど。今回こちらの記事では、パリで最も評価の高いキャバレーであるムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)をはじめとした、街のおすすめの劇場を一覧でご紹介します。オペラ、劇場公演、コンサート、ミュージカルなどパリでのおすすめをカテゴリーごとにご紹介。パリの夜を満喫する為には、こちらのグルメ情報、ルーフトップバー情報の確認もお忘れなく!
あなたのパリ滞在は伝統的なキャバレー鑑賞をせずには終われません。フレンチ・カンカン、ラスベガスのような光り輝く豪華な衣装、これらの伝統的なパリのキャバレーでご想像するものは有名なムーラン・ルージュに揃っています。このモンマルトル地区の麓部分に位置する建物の有名な赤い風車は、世界中のアイコン的な存在です。
またパリはオペラ好きの方にもおすすめの街。Opera Bastille(オペラ座・バスティーユ)、Opera Garnier(オペラ座・ガルニエ)は世界的にも指折りで有名な演劇を主催しています。スタンドアップコメディ(一人漫才)が肌に合う方なら、Grands Boulevards(グラン・ブルバード)地区へ。この街のコメディシーンの拠点と言える場所で、コメディクラブが街角のいたるところに存在しています。クラシック音楽の愛好家のみなさんなら、2015年にオープンしたPhilharmonie de Paris(フィルハーモニー・ド・パリ)は欠かせないスポットです。
パリでもお金をかけずに楽しめるものや場所がたくさんあることをご存知ですか? INSIDRのエンターテインメントクーポン冊子 2019から無料で楽しめるアクティビティをチェックしよう!
パリで一番のキャバレーショー – ムーラン・ルージュ
ムーラン・ルージュの幕の裏側
ムーラン・ルージュと言えばみなさん一度は名前を耳にしたことがあるはず。でもその歴史を皆さんご存知でしょうか?この有名な施設は1889年にオープンし、その時代では最大規模で最も豪華なキャバレーとして、ある意味賭けに出たような施設でした。オープンから130年以上経った現在では、このムーラン・ルージュはまごう事なきフランスのキャバレーシーンと有名なカンカン・ダンスの化身のような存在に。Toulouse-Lautrec(トゥールーズ=ロートレック)などの数多くの芸術家がこのムーラン・ルージュと有名な赤い風車を彼らの絵画に描きました。これまでに数百万もの観衆を、フェザーのアクセサリー、ラインストーン、伝説のダンサーや衣装などで魅了してきました。
ムーラン・ルージュのショー
一週間を通じてこちらではショーが公演されています。ムーラン・ルージュは大変人気な施設なので、365日、毎晩2度の公演が開かれます。21:00 – 23:00の回、23:00 – 01:00の回から選択可能です。またディナーとショーがセットになったプランの選択も可能。この場合、ディナーは19:00からスタートしますので、18:45には到着している必要があります。チケットの価格はディナー、ドリンクの有無、そしてもちろん座席の場所、など種類によって大きく異なり、最安値で77ユーロ、VIPチケットの場合は420ユーロまで様々です。
ムーラン・ルージュ周辺地区
ムーラン・ルージュはパリで最も活気の溢れる場所の一つである、モンマルトル地区の麓部分に位置しています。引き続き夜長を楽しむ(またはこれから楽しむ)場合、まずはrue Frochot(フロショー通り)へ向かいましょう。この通りにはカクテルバーが溢れんばかりに軒を連ねています。定番から、変わり種まで様々、おすすめはDirty Dick, Les Juste, Lipstickなどです。もう一つのムーラン・ルージュ周辺のお気に入りスポットとしてご紹介したいのがBuvette。レストラン、バー、カフェの融合体のような存在であるこちらのBuvette では美味しい食事はもちろん、とてもフレンドリー雰囲気もおすすめの理由。時間帯を問わず一日中おすすめしたい場所です。
パリで一押しのオペラ
オペラ座・ガルニエ
オペラ座・ガルニエは19世紀にオープンしてから、そのミステリアスな魅力とインスピレーションで人々を虜にしてきた場所。ナポレオン三世の指揮により建設されたこの施設は、世界でも最も評価されているオペラ座の一つです。この豪華な建物は数々のフィクション、芸術家、画家の影響を受けたものです。この有名なオペラ座は現在ではバレエの公演が多数を占めますが、それ以外にも、クラシック音楽コンサート、オペラなども開催されます。チケットの価格は種類により異なりますが、最安値では22ユーロから。学生やグループ利用の場合は割引価格で購入できます。チケットの売れ行きは常に早いので、前もっての予約購入をおすすめします。
オペラ座・ガルニエ 周辺地区
オペラ座・ガルニエはパリの中心部に位置し、観光スポットに尽きることはありません。ショーの開演前に時間がある方なら、近くのデパート、ギャラリー・ラファイエットへ。このショッピングのメッカは、美しい建物の外装の中に数百ものブランドが出店しています。ショッピングに夢中になってショーの開演に遅れるなんてことがないように、時間にはお気をつけを!オペラ座での一夜を楽しんだ後は、Grand Café des Capucinesで遅めのディナーをお楽しみあれ。このチャーミングで落ち着いた雰囲気のカフェでは、おしいしいシーフード、リゾット、そして豊富な種類のデザートが楽しめます。編集部のお気に入り、profiteroles (プロフィトロール)と暖かいチョコレートソースは絶品です!
オペラ座・バスティーユ
オペラ座・バスティーユは街のメインのオペラ座です。このモダンな建築物は、1989年に建造されました。2700席を擁するこのスペースでは、主にオペラや、フィルハーモニックコンサートを主催。座席数はかなり多いですが、このオペラ座・バスティーユでは全ての座席から制限なく観賞ができるように工夫されています。さらに、この建物はオペラ、クラシック音楽に最も適した音響設備として設計されています。チケットは時に売り切れとなる場合もありますので、事前の予約を強くおすすめします。こちらのオペラ座・バスティーユのホームページから、公演の日時の確認、座席の予約が可能です。オペラ座・ガルニエと同様に、価格は座席の場所により大きく変わり、割引も存在しています。
オペラ座・バスティーユ 周辺エリア
Bastille(バスティーユ)は街でも最も活気溢れるエリアの一つで、一日の始まり、終わり、夜遊びにもおすすめのエリア。オペラ鑑賞の前のドリンクとおつまみなら、Chez Janouへ。こちらのクラシックなパリのビストロは心地よい接客と定番のフランス料理のメニューが特徴。甘いものを欲している方なら、特大(本当に特大です)サイズのチョコレートムースをみんなでシェアするのが吉。夜遅いディナーなら、Bofingerへ。こちらのブラッセリーは深夜3時までの営業で、美味しいシーフードと、牛肉のタルタル、フレンチオニオンスープなどのフランス料理の定番が楽しめます。

A very popular restaurant near the Place Des Vosges.
パリで一押しの劇場ショーパリで最も有名な劇場
パリに多数存在する劇場の中でも、いくつかはその歴史の中心として君臨してきました。Theatre Edouard VII(エドワード7世劇場)はその一つ。王の名を持つ劇場とはどんなものか気になりますよね?当時イギリスの王であったエドワード7世は芸術関連で大きなサポートをしており、彼の意思によってこの劇場は建設されました。Comédie Française (コメディ・フランセーズ)は世界でも最も長い歴史を持つ劇場で、1680年のオープン。今日でも演劇を主催しています!Theatre des Champs Elysées(シャンゼリゼ劇場)の内装は通りの名前に負けないくらいの豪華さ。そして最後にTheatre de Chaillot(シャイヨー劇場)はエッフェル塔からわずか数分の距離で、パリでも最大規模のホール面積です。
パリのおすすめ隠れ家劇場
名の知れた劇場はもちろんいいですが、パリには数多くの隠れたおすすめ劇場も。編集部のお気に入りの一つはTheatre de l’Odeon(オデオン劇場)。セリフなどはすべてフランス語なので、語学を学びたいかたや、本物のパリジャンらしい体験をしたい方におすすめ。館内の素敵なカフェではドリンク楽しむこともでき、劇場での体験を彩ってくれます。もう一つのおすすめはTheatre du Rond-Point(ロン・ポワン劇場)。演劇のセレクションの良さもさることながら、館内にはなんとバーも併設されています!
パリでおすすめのミュージカル
2018年 パリの一押しミュージカル
2018年のパリのミュージカル公演のセレクションはとても良いものですが、その中でもINSIDRでは2つの作品に特に感銘を受けました。まず一つめは、 Theatre Mogador(モガドール劇場)で公演されている“シカゴ”。リストに是非加えておきたい作品です。1920年代の風の都、シカゴを舞台に、有名なキャバレー歌手であるロクシーの冒険を追いかけます。ロクシーは彼女の恋人を殺してしまったことにより、刑務所に投獄され、その素晴らしい脚本は貴方を過去にタイムスリップしたかのような体験をさせてくれるはずです。“シカゴ”は世界中で多くの観衆を魅了しており、パリでもっとも有名な劇場での公演はまさに夢のコラボレーションと言えるでしょう。
もう一つのおすすめは、有名なJean Paul Gaultier(シャン・ポール・ゴルチエ)が監修した、Fashion Freak Show(ファッション・フリーク・ショー)で、Folie Bergeres(フォリー・ベルジェール)で公演されています。ファッションアイコンである彼が”ファッション・フリーク・ショーは私の人生の投影”と語ったように、この2時間半のショーでは、バーレスク、活気、風変わりな演出、そして挑発的な表現など、ゴルチエらしさを存分に表現しています。劇団の構成員は、俳優、サーカス団員、ダンサー、芸術家など、その道の秀才の集まりで、デザイナーである彼の世界観、過剰さ、贅などを的確に表現しています。このキャバレーとミュージカルの融合体は他では見ることが出来ない変わり種で、音楽、振り付け、もちろん衣装など、感銘を受けるのはもちろん、ユニークさも表現しています。
2019年 パリの一押しミュージカル
パリで現在最も評価されているミュージカルといえば、迷わずこちらのPeau d’âne(ロバと王女)が挙げられます。このフランスの有名な物語はJacques Demy(ジャック・ドゥミ)の手によって1970年に映画化、そして2011年に舞台化されました。ただこの物語の歴史は数世紀に及び、グリム・ペロー、シャルル・ペロー兄弟も感銘を受けたと言われています。ペラジー王女が彼女の定められた運命から逃れ、ロバの皮を纏って王国から身を隠すというストーリー。この華やかなミュージカルは巧みな脚本、魅力的な音楽、繊細な振り付け、輝く衣装などがオペラのようなおとぎ話のセットで上質に表現されています。複雑で個性あふれるなキャラクターには、支配されるのを嫌う王女、繊細で脆い王、愛らしい王子、残酷な農民たちなどが登場します。
このロバと王女をおすすめ理由として、万人ウケするストーリーが挙げられます。全ての年齢層が楽しめる内容で、愛好家から初心者まで楽しめるようになっています。Marie Oppert, Michael Denard, Emma Kate Nelson, Olivier Fredj などの役者は、彼らの役のキャラクターを忠実に再現しています。
ロバと王女はシャンゼリゼ通りからほど近くのTheatre de Marigny(マリグニー劇場)で公演されています。公演期間は2019年の2月までで、チケットは26ユーロから。パリ滞在で何か一つ観賞するとしたら、このロバと王女は最適な選択です。
パリでおすすめのライブミュージックショー
パリで楽しむクラシック音楽 – Philarmonie de Paris(フィルハーモニー・ド・パリ)
パリのフィルハーモニーはパリの音楽シーンにおいて格式の高い新参者です。このモダンな建物は2015年に待望のオープンをしました。フランス人の有名建築家であるJean Nouvel(ジャン・ヌーヴェル)、 Christian Portzamparc(クリスチャン・ド・ポルザンパルク)のデザインで、この建物には3つのフルサイズのコンサートホールと、音楽ミュージアム、展示会エリア、リハーサルスペースが設置されています。ロック、ジャズ、ワールド、実験音楽、クラシックなど様々なジャンルの音楽イベントが催されます。公演の内容によりチケットの価格は変動します。フィルハーモニー館内にはバーと、ルーフトップレストランも併設。場所はパリの19区で、パリのパノラマビューも楽しめます。
大型コンサートで使用されるパリのアリーナ
フランスの首都であるパリには3カ所の大型コンサートアリーナが存在します。U アリーナは市内で最新のアリーナで2018年にオープンしました。ヨーロッパで最大規模のコンサートホールで、収容人数は40000人です。他にはパリの北部に位置するStade de France(スタッド・ドゥ・フランス)も有名。最後に、Accor arena(アコー・アリーナ)は13区に位置し、コンサートの他にスポーツイベントも催されます。現在ではまだ2019年のプログラムは一部しか公開されていませんが、メタリカがスタッド・ドゥ・フランスで公演を行う他にもレニー・クラヴィッツが2019年の7月にアコー・アリーナでの公演を予定しています。
パリのコンサートホール
老若男女を問わずクールな観衆を魅了しているコンサートホールなら9区のオペラ座・ガルニエの至近距離に位置するL’Olympiaはいかがでしょう。こちらの施設は、ラッパー、ヒップホップ、インディーズのアーティストから支持を得ている施設です。場所を変えて18区にはLe Trianon とL’Élysée Montmartreが。L’Élysée Montmartreは1607年に建築されましたが、不運にも2011年に火災により建物が崩壊しました。しかし、こちらの伝説のコンサートホールは、2016年に全体が再建され、再び公共の観衆を受け入れるように。La Cigaleも18区に位置。le Café de la Danse は街でも最もイカしたこれからブレイク間違いなしのアーティストが集う場所です。
パリでおすすめのコメディショー
コメディ劇場
パリジャンといえばむすっとしててあまり笑わなそうなイメージかもしれませんが、実はみんな笑うのが大好きで、街には活気溢れるコメディシーンが存在します。メトロの駅、車内にはよく有名な“le one-man show”(ル・ワンマン・ショー)の広告が目に入ります。これはフランスではスタンドアップコメディ(一人漫才)という意味になります。Grands Boulevards (グラン・ブルバード)地区はパリのコメディシーンの中心部で、Théâtre du Splendid(スプレンディド劇場)、Théâtre de la Porte Saint Martin(ポルト・サン・マルタン劇場)、Théâtre des Variétés(ヴァリエティ劇場)などの有名なコメディ劇場が並びます。これらの劇場の素敵なポイントとしては、プロ、アマチュアを問わずステージで才能を発揮するところでしょう。
英語で楽しめるコメディショー
パリでコメディーショーと言ったらフランス語だからと諦めている方へ、INSIDR編集部が耳寄り情報をお届けします。パリには英語のコメディショーも多数存在しているんです。英語で楽しめる最も人気で有名どころとしては、Olivier Giraud(オリバー・ジルー)の“How to become a Parisian in One Hour”(1時間でパリジャンになる方法)。笑いのセンスが抜群なのはもちろん、外国人にはとてもミステリアスなパリジャンについても学びアドバイスを得ることも可能。もう一つのおすすめはJulia Collas(ジュリア・コラス)の“Oh My God she is a Parisian”(ああ、彼女はパリジャンね)。イギリス人女性の視点から、パリでのストレスの溜まる複雑な生活を面白おかしく描写しています。
パリの一押しコンテンポラリーダンスショー
パリのコンテンポラリーダンス
パリといえばその濃厚な文化とアートシーンが有名。このことからもコンテポラリーダンスシーンが発展していることは容易に想像がつきますね。オペラ座・ガルニエがこのジャンルでもトップクラスの劇団が公演を行う場所です。世界的に有名な振付師であるPina Bausch(ピナ・バウシュ)がこのガルニエ宮での公演を監修してきました。ここ最近では、彼女のRite of spring(春の儀式)という公演が国際的に多くな賞賛を受けました。アメリカのモダンダンスシーンの巨匠であるダンサー、振付師のMartha Graham(マーサ・グレアム)もこのオペラ座・ガルニエで多数の公演を監督しています。
パリでコンテンポラリーダンスが楽しめる施設
コンテンポラリーダンスシーンのメッカといえば先ほどもご紹介したオペラ座・ガルニエですが、それ以外にも市内には多数の劇場が存在しています。Theatre National de Chaillot(国立シャイヨー劇場)はパリでも最も権威のある施設の一つで、メインのエントランスホール(グランドホワイエ)からはエッフェル塔とシャン・ド・マルス公園が拝めます。Theatre de La Ville(テアトロ・ド・ラ・ヴィル – パリ市立劇場)、Grande Halle de la Villette(グラン・アール・ドゥ・ラ・ヴィレット)は編集部お気に入りのコンテンポラリーダンスホールです。事前にホームページを確認し、パリ滞在中に楽しめる公演内容の確認はもちろん、チケットはすぐに売り切れてしまうことから、事前の購入をおすすめします!
Also available in:
English
繁體中文
ไทย
한국어
Indonesia