マドリード　日帰り旅行　おすすめプラン

written by INSIDR Team 7月 24, 2018

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スペインの賑やかな首都は活気溢れる多岐にわたりこの国の中心として君臨しています。プエルタ・デル・ソル（La Puerta de Sol ）の石像周辺は国内でも最も人の往来の多い場所で、スペインの政府関係施設は全てマドリードに集結しています。眠らない街として知られるこのマドリードには国民的、また国際的なグルメが都会的な街に集結。また世界で指折りの画期的なアートギャラリーが集まる場所でもあります。これらの全ての要素に高貴な建築物も加味して、このマドリードは日帰り旅行に完璧な行き先です。

ちょっぴりタイトスケジュールにはなりますが、日帰り旅行でもマドリードの多くの観光スポットを巡ることができます。もしもあなたがアート好きなら、プラド美術館や、ソフィア王妃美術館、ティッセン＝ボルネミッサ美術館を満喫する1日が理想的。もしも活気溢れる定番観光スポットがお好みであれば、プエルタ・デル・ソル地区を散策するのが吉。もっとリラックスした空間がお好きならば、レティーロ公園は散歩や、湖畔でまったりにぴったりです。マドリードの人々は食事とおしゃべり、人間観察が大好き。滞在中は屋外テラスで長いランチを楽しむのは必須です。マドリードの中世の歴史の始まりはずらりと並ぶバー探検とヒッピーでユニークなチュエカ地区、マラサニャ地区で垣間見ることができるはずです。

マドリード　日帰り旅行でこれは見逃せない

Parque del Buen Retiro（レティーロ公園）

公園内のスペイン王室が足を運んだ道と同じ場所を巡りましょう。過去には王室の幽居であったこの場所でもありました。マドリード中心部に広がる広大な緑の空間には15000本以上の樹木が存在。湖畔のボートを漕いで背景に素晴らしいモニュメントを抱える17世紀の湖を楽しみましょう。ベラスケス宮殿、又の名をガラス宮殿は19世紀後半に建造され、現在は展示施設として存在しています。

プラド美術館

ファンの方には必須の選択。 1700年代のヨーロッパの芸術作品や、18世紀のゴヤの絵画、さらには19世紀の芸術作品まで網羅しています。スペインで最も名の知れた画家の一人であるベラスケスの作品も展示。その他に注目の作品としては、初期フランドル派の画家、ヒエロニムス・ボスが16世紀に描いた”快楽の園”も展示されています。

世界最古のレストラン – El Botin

Jean Botín がこの世界で最初のレストランをオープンしたのが1725年。このEl Botin は4階建ての巨大なレストランですが、それでも確実に席につきたい場合は予約が必要になります。この歴史あふれる食事スポットは客席を煉瓦造りの元々ワインセラーだった場所に設置するなど、昔の魅力をそのままキープ。El Botin の鋳鉄オーブンは3世紀の歴史を誇り、cochinillo asado（コチニージョ・アサド – 子豚のロースト）や羊肉のローストなどを調理する際に未だに利用されています。

マドリード滞在を満喫する為のおすすめプラン

マドリードで1日の始まりを

早起きをして近くのカフェでpan con tomate（パン・コン・トマテ – トースト、トマトピューレ、ガーリック、塩）と café con leche（カフェ・コン・レーチェ – ホワイトコーヒー）をお試しあれ。その後はプラド美術館に早めに足を運び、混雑を避けましょう。ゴヤとベラスケスの絵画を鑑賞しスペインの芸術シーンを垣間見ましょう。もしもランチ前に時間があるのであれば、近くに存在するティッセン＝ボルネミッサ美術館にも足を運び、数々の素晴らしい作品を鑑賞するといいでしょう。

マドリードでランチタイムを満喫するには

マドリードに観光で来たなら、昼下がりのおしゃべりの習慣とタパスを体験せずには帰れません。ラ・ラティーナ地区にはこの両方が兼ね備わっています、Cava Baja や Altaのテラス席に腰をかけたら準備完了。patatas bravas（パタタス・ブラバス – フライドポテトとスパイシーなソース）、 jamón croquettes（ハモン・クロケット – ハムコロッケ）、そしてtortilla （トルティーヤ – スパニッシュオムレツ）をぜひお試しあれ。乾いた喉はTinto de Verano（ティント・デ・ベラーノ – 夏のワイン）や、cañas（カニャス – 小さなドラフトビール）で潤すのがおすすめです。

マドリードの昼下がりの過ごし方

レティーロ公園へ向かい、昼下がりの散歩を。19世紀建造のベラスケス宮殿は美しいことはもちろん、期間限定展示も楽しめます。その後は王室気分で静かな湖にボートで繰り出すか、バラ園を散策しましょう。アンダルシア風の庭園にはマドリードで最古、4世紀以上の歴史を誇る樹木が植樹されています。もしもさらに時間があるならば、ソフィア王妃美術館は一部平日の19:00以降は無料で入場できますのでご確認を。

マドリードの夜の過ごし方

アンダルシア人のジプシーダンスが発祥のスペイン伝統のダンス、フラメンコに興味があるのであれば、本格的なtablao へ足を運びましょう。もしももっと地元民が楽しむ夜を体験したいのであれば、マラサニャ地区の賑やかでヒッピーなバーへ。もっと刺激的な体験がお好みであれば、LGBT（性的少数者）文化が盛んなチュエカ地区のバーで定期的に開催されるドラッグクイーンのショーはとてもおすすめです。