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フランスが多くの人にとって夢の場所であることは、驚くことではないでしょう。美しい歴史的名所、とてもユニークな文化、そしてもちろん美味しい食べ物がその理由です!毎年何百万人もの観光客がこの国を訪れ、一生の素晴らしい思い出をお土産にします。残念ながら、予期せず盗難や詐欺などの軽犯罪の被害に遭う観光客も少しながらいます。不幸にもフランスで強盗に遭ったとき、どう対応しますか?
この記事では、フランスで強盗、盗難、スリ被害にあったことに気づいたとき、あなたが最初にすべきことについてご紹介します。
A. オンラインで警察にレポートを提出し予約を取る
この手続きは最後にすべきことと思われるかもしれませんが、私たちを信頼してください。これは非常に重要で役立つ最初のステップです。通常、警察署に歩いて行って盗難、紛失、損害を報告できます。しかし、フランスのほとんどの警察官はフランス語しか話せないので、経験した盗難や紛失について伝えることは困難です。幸い、オンラインで完全なレポートを提出することができます。これにより、予約や待ち合わせのため警察署に向かうプロセスをスピードアップできます。こちらにステップバイステップのガイドを図示します。
ステップ1:ウェブサイトにアクセス
公式ウェブサイトのページ右下のコーナーの「Continuer」をクリックした後、「Valider」をクリックしましょう。
ステップ2:レポートをどこに提出するか選びましょう
フランス国内のレポート提出先を選択してください。パリのどこかにレポートを提出する場合は、スクロールのメニューから「75-パリ」を選択します。または、マップの左上隅にある「75」をクリックしましょう。
他の有名な観光地がある区画はこちら:
- ニース:06 – Alpes Maritime
- ストラスブール:67 – Bas Rhin
- リヨン;69 – Rhône
- トゥールーズ:31 – Haute Garonne
- マルセイユ:13 – Bouches-du-Rhône
- ボルドー:33 – Gironde
- リール:59 – Nord
- ナント;44 – Loire-Atlantique
- トゥーロン:83 – Var
次に、市内の地区または地域を選択します。盗難が発生した地域を選択することが推奨されます。パリでの窃盗の場合は、1から20の区を選択します。
次のページで、アポを取る警察署(フランス語で「commissariat」)の住所が表示されます。 「OUI」をクリックして、その警察署の住所を書き留めましょう。
ステップ3:個人情報をフォームに記入しましょう
Identité – この部分に個人情報を入力する必要があります。あなたが窃盗に遭った人なら、最初のオプションで「victime」を選択した後、フォームを完成させていく必要があります。 *があるところは回答必須です。
「Continuer」をクリックしてすべての情報を記入、確認し終えたら「Valider」をクリックしましょう。
ステップ4:事実を説明しましょう
1. Les Faits – 発生した犯罪について説明します。盗難の場合は、左側の「Atteinte aux biens」をクリックしましょう。最初のテキストボックスに被害に遭った犯罪の種類を入力する必要があります。入力できる一般的なテーマは次のとおりです。
2番目のボックスで盗難の発生状況を簡単に説明しましょう。発生場所、発生時刻、覚えているその他の重要事項など基本情報が含まれます。
2. le lieu de l’infraction – ここで犯罪が発生した正確な場所を記入します。国欄で「フランス」を選択し前のパートで選択した区画や地域を選択します。ボックスのなかで犯罪が発生した場所を、ホテル、レストラン、ショップなどできる限り正確に説明し、可能な場合は具体名なども指定します。
どこで発生したかわからない場合は、テキストボックスすぐ下の小さなボックスをクリックしましょう。
3. La date de l’infraction – これは、違反が発生した正確な時間またはおおよその時間を示す場所です。いつ発生したかわからない場合は、ページの側にある最後のボタンをクリックします。詳細を入力したら、「Continuer」をクリックしましょう。
4. Violences en rapport avec l’infraction – ここは、あなたに対して暴力が振るわれたか述べる所です。なかった場合は、テキストボックス下のボタンをクリックします。
5. Eléments susceptibles d’orienter l’enquête – ここで、捜査を支援できる情報を記入します。加害者の身体的特徴(髪の毛、身長、体重、衣服など)を説明できます。また、違反があった状況下にカメラがあったかを説明することもできます。
捜査を手助けできる情報がない場合は、テキストボックス下のボタンをクリックしましょう。
*加害者が誰であるかを知っている場合は、警察署に直接行く必要があります。
6.Préjudice – ここは犯罪被害に遭った際に受けた身体的ダメージの証拠を示す場所です。けがをした場合は、医師に診察を受けて、仕事、学校、または保険目的での申告が可能な診断書を受け取る必要があります。
けがが無い場合は、テキストボックスの下のボタンをクリックしてください。
次のページに進むには、「Continuer」をクリックしてください。
ステップ5:盗まれたものを説明しましょう
Choix des objets concernés par l’infraction –ドロップダウンメニューから盗まれたものについて、最も適した説明を選択します。こちらに汎用性のある言葉を記載します:
- argent liquide – 現金
- bijou – 宝石
- document officiel – パスポート
- moyen de paiement – クレジットカード、デビットカード、チェック
- multimedia – カメラ、ラップトップ、タブレット、他の電子機器
- multimedia – téléphone portable – 携帯電話
- objet divers – 様々な物品
物品について詳細に説明する場合は「Ajouteràla liste」をクリックします。そうでない場合は、次のパートに進みましょう。
Estimation du préjudice matériel total – ここで、盗難品の推定金額をユーロ(€)で示します。値段が不明な場合(レンタカー、宝石など)、「Préjudice à évaluer」をクリックします。
「Continuer」をクリックして次のページに進みましょう。
ステップ6:あなたの連絡先情報
Coordonnées -旅行中に警察があなたに連絡する方法を記入してください。メールアドレスと電話番号を入力する必要があります(電話に国コードが含まれていることを必ず確認してください)。すべての国コードのリストについては、ここをクリックしてください。
Rendez-vous – テキストボックスに、以前に選択した警察署に向かうことができる日時を全て入力します。
Contact – ドロップダウンボックスから、午前か午後であなたが連絡可能な時間帯を選択しましょう。「Continuer」をクリックして、最終ステップに進みます。
ステップ7:アポが取れたことを確認しましょう
上記のすべての手順を完了すると、レポートの確認領収書を受け取れます。このオンラインレポートにより、被害状況の説明に苦労することなく警察署で聞き取りがスムーズに行えます。警察当局は可能な限り早くアポを取ってくれます。
B. 無くしたまたは盗まれたパスポートを再発行しましょう
ステップ1:警察にレポートを提出する
あなたの国の大使館に向かう前に、提出した警察へのレポートのコピーを必ず持っていきましょう。オンラインで時間がない場合は、最寄りの警察署またはcommissariatに直接向かい、そこでレポートを提出できます。
パリ警視庁の公式モバイルアプリをダウンロードして、最寄りの警察署を見つけましょう。AppleとAndroidユーザーが利用できます。また、パリ警視庁に向かうこともできます。
パリ警視庁:
- 9 Bu du Palais, 75004 Paris
- +33 (0)1 53 71 53 71
- Metro Line 4 to Cité Station
ステップ2:大使館や領事館に向かう
以下は、パリにある大使館と領事館のリスト(不完全)です。また、新しいパスポートを申請するには、新しい写真を撮る必要があります。大使館または領事館によりますが、1日中に仮パスポートまたは緊急パスポートを発行することができます。
INSIDRからのヒント:
外国を訪れる旅行者はパスポートコピーを作成することを強くお勧めします。これにより、パスポート再発行手続きがはるかに高速になります!少なくとも、パスポートの最初のページと、旅行先の国に関するビザページのコピーが必要です。カラーコピーが最も適しています。
C. クレジットカードをキャンセルしましょう
ステップ1:クレジットカード会社に電話しましょう
ほとんどのクレジットカード会社には、無料で電話をかけれるホットラインがあります。できるだけ早くカードをキャンセルしてください。お使いの携帯電話が財布と一緒に盗まれた場合、ホテルに戻り、クレジットカード会社に電話をかけるようにお願いできます。
INSIDRのヒント:
旅行出発前でも、海外旅行をすることを銀行に知らせておくことをお勧めします。これは、クレジットカードまたはデビットカードを紛失した場合に備えて、緊急ホットライン番号を尋ねるのにも適しています。
パスポートと同様に、もう1つの賢明なことは、カードのコピーを作成することです。また、それらを書き留めて、安全な場所に保管することもできます。クレジットカード情報を知っていると、カードのキャンセルと再発行処理がはるかに速くなります。
最後のヒントは、旅行にバックアップデビットカードまたは緊急現金を持参することです。必要になることはまずないでしょうが安心感を得られます。
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この記事がお役に立つことと、フランス旅行中にこれらの手続きをする必要がないことを祈っています!安全なご旅行を!
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