ピカソ美術館

written by INSIDR Team 5月 2, 2018

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バルセロナには有名な画家、ピカソの作品を世界一の数所蔵しているMuseu Picasso（ピカソ美術館）が存在しています。4,200以上にも及ぶ作品数からも想像がつくとおり、世界で初めてピカソの作品専用の美術館としてオープンしました。実はピカソが存命の頃からこの美術館は存在しています！

パブロ・ピカソはスペインのアンダルシア地方で生誕しました。成人してから多くの時間をフランスで過ごしてきましたが、それでも彼の心のどこかにはバルセロナとの深い心の繋がりがあったようです。このバルセロナの街で彼はキャリアの形成期を過ごし、彼の一生で他のどの場所よりも一番長い時間を過ごした場所で、彼の中では故郷のような場所でした。

1963年にこのピカソ美術館はオープンし、彼のキャリアの形成期から始まる彼のキャリアにフォーカスした展示となっています。美術館はこの青の時代に至るまでのコレクションを “実質的に網羅”していると標榜しています。バルセロナの金融街には5つの合わさった中世の宮殿が作品として残されています。

広大なコレクションと印象的な建築、ピカソ美術館は皆さんのバルセロナ滞在のやることリストに加えておきたい場所です。　こちらの記事では20世紀に最も影響を与えたアーティストの美術館で見逃せないポイントをご紹介します。

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ピカソ美術館滞在を準備しよう

滞在に必要な時間は？

ピカソ美術館への滞在には1時間半ほど確保しましょう。もしも期間限定の展示なども合わせてご覧になる際は合計で2時間ほどあると良いでしょう。

ピカソ美術館　見どころ情報

もちろんメインのアトラクションである芸術に関して、こちらでがっかりする心配は無用です！ピカソ美術館では様々な時期のピカソの作品が展示されており、その数は合計で4,000以上に。美術館で最大所蔵数のカテゴリーでありキャリアの形成期から始まり、”青の時代”、” バルセロナ在住期間”、”ローズ時代”など様々。観覧の最後には、メニーナスの部屋でピカソがお手本としたアーティスト、ベラスケスの作品も観ることが可能です。

もちろん施設のメインといえばピカソの作品たちですが、この美術館の建築も魅力的な存在です。トレンディーなボルン地区の Carrer de Montcada に位置するこのピカソ美術館。建物は13,14世紀にかけて建造された5つの宮殿の集合体で形成されています。カタルーニャゴシック様式で建築された宮殿たちは全て似たようなデザインのパターンで、中庭を取り囲むように建設され、追加の階段が設置されています。それぞれの建物には違った歴史が存在しています。

またピカソ美術館は、特別展示を行うこともしばしばです。ピカソのみに留まらず、他のアーティストの作品なども展示されます。美術館ではその他にも、講義や、ピカソに関するレクチャーやセミナーなども開催されていています。特別展示に関しても通常の入場料のみで入場可能です。過去には、神話、キュービズムと戦争、ジャクリーンとピカソ: 写真とセラミック、等が開催されました。