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スリや詐欺犯罪への注意
通年、フランスにはたくさんの観光者が訪れています。
そこでよく耳にするのがパリ滞在中にスリや詐欺に遭って困ったという声です。治安に関する事例。
パリで起きているスリは、携帯電話を狙ったものやバッグごと盗まれたなどが多く、場所はメトロの中や飲食店など様々なところで日常的に起きています。
せっかくパリに来たのにこの様な事態に遭遇したら楽しい旅行が台無しですね。
そこで、スリを未然に防ぐために、INSIDRコミュニティーからの体験談や情報をまとめた治安に対する注意点をいくつかご説明します。
頻繁に起こるスリ、詐欺被害について :
1 – 宝石を狙った詐欺
もし、街中で誰かに「この指輪はあなたのですか?」と声をかけられたらこれはよくあるスリの手口です。 もちろんその指輪は安物ですが、これは価値があるから買うようにと押されることもあります。そんなやり取りを一人としている間も要注意です。 あなたが気を取られている間にもう一人が他のものを狙っているかも知れません。
2 – ボールとカップを使った詐欺
観光地の路上で人だかりにの先にカップの中に小さなボールを入れてシャッフルしどこにボールがあるかを当てるというゲームをしているのを見かけます。このゲームは観客に賭けさせる典型的な詐欺です。
始めの数回は、賭けている観客を信用させより高額を賭けるようにゲームに勝たせるシナリオができています。 その場に居合わせる観客もグルになっている場合が多く、雰囲気を盛り上げるためさくら役に回っていることがあります。
また、このゲームを観るのに気を取られている間にグルの一人によりスリに遭うこともありますので身の回りの品の管理には十分に注意してください。
3 – 偽署名詐欺
この手口には頻繁にエッフェル塔やモンマルトル周辺で遭遇します。
手に紙とペンを持った主に若い女性(ロマ)たちが「英語を話しますか?」と言って近寄ってきます。
そして、障害を持った子供たちのためにと言う名目で寄付をお願いしますと迫ります。
もちろんこのようなチャリティーは存在せず寄付と言うのも嘘ですので近づいてきても反応せず立ち去りましょう。
4 – メトロチケット詐欺
この手口は主に、パリに到着したばかりのメトロの仕組みをよく分かっていない旅行者を狙ったものです。
多発している場所は、Porte Maillot、Gare du Nord (北駅)、Charles de Gaulle Etoileなどの駅です。
ある時は、メトロで働く職員を偽りチケットを通常料金よりも安く譲ると言って近づいてくるのが特徴で、実際に受け取ったチケットは子供用だったという事例が多発。メトロに設置されているチケット販売機には言語の選択機能がついているので購入の仕方は簡単です。もしわからなければ、駅構内の駅員へ尋ねることをお勧めします。
チケットは決して個人から譲り受けずに、券売機で正規のチケットを買うようにしましょう。
5 – ブレスレットを使った詐欺
サクレクール地域でよく見かける詐欺の手口です。
通りすがりに握手をするかのように手を伸ばし、観光者の手首に紐にような物を括りつけてきます。そしてお金を要求してきます。
声をかけられても反応せずにすぐにその場を立ち去りましょう。
6 – 偽タクシー
街中には営業許可を得ずに勝手に個人でタクシー業務をしているような詐欺もあります。タクシーを利用する際には、Le Cab(ル・キャブ)やUber(ウーバー)といった営業許可がある会社、若しくは空港や駅で待機しているタクシーに依頼しましょう。
7 – 新聞と電話による詐欺
客で賑わうレストランのテラス席などで起きる詐欺の一つです。
テーブルの上に置いた携帯電話に新聞紙をかぶせられ、それに気を取られている間に携帯電話を盗まれるケースです。
8 – 走行中のタクシー内で起きる強盗
在仏日本大使館がパリで起こった詐欺や強盗の情報を更新しています。
その中の一つが、シャルルドゴール空港からパリ市内に向かうタクシー内で起きた強盗です。 20時頃にパリ市内の宿泊先へ向けてタクシーに乗っていた日本からの観光客が、長いフライトで疲れ車内でうとうとしていると、赤信号でタクシーが止まった時に何者かが突然窓ガラスを割り助手席に座っていた乗客の膝の上に置かれていたラップトップを奪って逃走したと言う事例がありました。
走行中だからと言って決して気を抜かず周りを常に確認するように心掛けてください。
ATMでの注意点
ATMで現金の引き出しをする際にはお金とカードから目を離さずに注意してください。 現金引き出し後すぐに現金とカードを盗まれる事態も多くあります。
スリや詐欺に遭わないための注意点
スリの多発場所
- エッフェル塔の下
- ピラミッド- ルーブル美術館及びチュイルリー公園エリア
- ポン・デ・ザー(Pont des Arts)
- シャンゼリゼ通り- 特にメトロ駅周辺(Charles de Gaulle Etoile駅, George V駅, Franklin D Roosevelt駅)
- スーツケースなどを持っての満員のメトロ乗車時
観光者は、すぐに観光者だと目をつけられてスリや詐欺のターゲットとなってしまいます。
スリや詐欺の被害に遭わないために貴重品の管理方法についてヒントをお届けします。
例えば、
- 現金は小分けにしていろいろな場所に保管する。
- 外出時は、財布の中にまとめて現金を入れるのではなくバッグのポケットなどに分けておく。
- バッグはファスナーでしっかりと閉まるものを持ち、可能であれば一方の肩だけにかけるタイプの物は避け、斜め掛けできるバッグをなるべく前にもって歩く
- メトロなど人がたくさん集まる場所では様々なことに気を取られがちなので十分に気を付けましょう!
- レストランでの食事中でもバッグを無造作にイスに掛けたりテーブルに置きっぱなしにするのは避けましょう。: おしゃべりに夢中になっている隙をスリ犯は狙っています!
- 見知らぬ人に声をかけられても相手にしない
日本では気にしたことの無いようなことが海外では頻繁に起こっています。
被害に遭わないように心構えをすることでパリ旅行を思いっきり楽しみましょう!
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