Saint Malo（サン・マロ）

written by INSIDR Team 4月 21, 2018

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パリに少しでも滞在を計画している方なら、こちらのパリ4日間のモデルプラン案内は絶対必要ですよ！サン・マロはフランス北西部、ブルターニュの海岸上に位置する街。御影石で出来た高い城壁が旧市街地を覆い、訪れた人々は街の濃厚な歴史を体感することができるでしょう。その独立志向で知られているこの街は privateers （王が認めた海賊）の要塞として機能していました。またこの街は冒険家のJacques Cartier（ジャック・カルティエ）、René Dugyay-Trouin（レネ・デュゲイ=トルーアン）、有名なフランスの海賊 “sea dogs”の故郷です。堂々たるサン・マロ寺院はサン・マロの輝かしい歴史を描いた美しいステンドグラスの窓が特徴です。

城壁周辺を散策し、港の美しい景色を楽しんだり、郊外に向かい、Tour Solidorの塔、潮の満ち引きで出来る島、Petit Béに行くのも良し。ブルターニュでも最もポピュラーな滞在場所の一つである街の海洋文化の魅力に没頭しましょう。サン・マロは文化拠点でもあります。新鮮な魚介類や特産のサイダー、MALOというブランド名の乳製品、そして世界中のミシュラン星付きレストランでも使用されている有名なMaison Bordier のバターなど、地元民お気に入りの食も楽しみましょう。ショッピング好きな方に、サン・マロの石畳の通りには個人経営のブティックなど様々なお店が集積しています。

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サン・マロ滞在を準備しよう

滞在に必要な時間は？

サン・マロ旧市街地の石畳の道を散策したり、ブルターニュの海上輸送の歴史、数々の地元の特産グルメを満喫するには最低でも2日間は滞在することをおすすめします。ただ、もしも時間に余裕がないようであれば、主要なスポットに絞れば1日でも回ることは可能です。

サン・マロのおすすめスポット

Cathédrale Saint-Vincent de Saint-Malo（サン・マロ寺院）

サン・マロ寺院への滞在は必ず旅程に組み込みましょう。フランスの国有記念物でその印象的な尖塔は数キロ先からも確認できます。教会はロマン、ゴシック、ルネッサンス様式が融合されたユニークな建物です。1944年の戦時中に教会のクワイヤと呼ばれる部分が爆撃で破壊され、再建までに20年以上を費やしました。

Chateau de Saint Malo（サン・マロ城）

サン・マロ城はブルターニュの公爵たちにより15から16 世紀にかけて建造され、かつては王室の権力を示す建物でした。この歴史的施設は現在では街の博物館として使用され、サン・マロの歴史を学ぶことができます。城のキープ（天守部）と時計台からは旧市街地、港と海岸の美しい風景が拝めます。夕暮れ時が特におすすめです。

Tour Solidor（兵士の塔）

Tour Solidor は Saint Servan（サン・セルヴァン）というサン・マロと1967年に合併した街に位置しています。1369年に建造されたこの直立した3つのキープの集合体の塔からは港が一望でき、元々はサン・マロから自治権を認められていなかったサン・セルヴァンが、サン・マロの街を監視する役目を担っていました。博物館に変貌を遂げる前は、刑務所として利用されていた時期も存在しています。